第142回 都をどり・総をどり IN 2015 座席チケットの取り方は?

都をどりは京都市東山区にある

京都が誇る最大の花街、

京都祇園甲部の祇園甲部歌舞練場で

毎年4月1日から4月30日の間

開催されています舞踊公演です。

 

都をどりには総をどりとも呼ばれるようです。


都をどり総をどりとは?

1872年、明治5年に博覧会が

日本で開催されることとなり、

当時の開催地は京都でした。

 

そこで当時は博覧会の余興として始まった・・・

ということだそうです。

 

企画は当時は三世家の

三代目井上八千代であった

片山春子さんで伊勢古市の亀の子踊り、

別名伊勢音頭の総踊りを参考に振付をしたとか。

 

ちなみに亀の子踊りは

伊勢古市の遊郭で踊られていたものです。

 

また、都をどりは歌舞伎や源氏物語などを題材にして、

明治以来のスタイルを踏襲しながら

その年の干支や話題にちなみ、

新たなる志向で上演されています。

 

都をどりの歴史と特徴

服装は和服ですが、毎年若干違いがあるようで

同じものは使われないようです。

 

大きな特徴としては明治の開演以後、

原則的に舞台に立つ全員が踊に参加する

総踊形式が採用されているため、

たとえば長唄など文学的な所作で

京都の名所を紹介するといったシーンでも

紹介しながら踊るという内容です。

 

その後、大正天皇即位記念公演が行われ

そのときに中挿み(なかはさみ)として新たに

別踊という項目が増えました。

 

舞踊以外の施設はないの?

実は・・・あります!!

 

それも舞踊に対し、お茶席が!

都をどり上演前になりますが・・・

 

そしてお茶をたてるのは誰かと思いきや

そこはやはりさすが祇園、

髪型は強風の島田髷を地毛で結って

服装は衿を裏返した黒紋付の正装姿

と、かなり渋いいでたちの芸妓さんが

お茶席でスタンバイされています。

ちなみに芸妓というのは舞妓さんとは違い

舞妓さんよりもさらに熟練の技術と技量を持った

日本が誇る伝統芸能のスペシャリスト

とも言うべき方々です。

 

お茶席には芸妓さんのほかにもう1人

控えとして舞妓さんが担当されています。

 

ちなみに芸子さんと舞妓さんは1日ごとに

日替わりされるそうですので、運がよければ・・・。

どうしてこうなったかといいますと

優雅にお茶をたててもらい

お茶を楽しみながら開始を待つ

という形、スタイル・・・だそうです。

 

しかし、初期、開設当初のころは

点茶の形式は従来の形式ではなく

立礼式

というスタイルで

外国人を接待する為に

裏千家により考案されたもので、

最初は屋外に設置されていたものだそうです。

 

ただし、歌舞練場が完成するとともに

お茶席の舞台も歌舞練場へと移り

現在は歌舞練場の2階

お茶を振舞われています。

 

というような特徴と歴史を持った

都をどりですが、

チケットを取るにはどうすればいいか・・・

 

都をどりのチケットの取り方

1つ目は電話での予約となります。

 

現在も予約の受付をされています。

℡:075-541-3391

こちらは10時から17時までです。

 

2つ目はツアーでの申し込みです。

チケットぴあなどで手に入ります。

 

3つ目ですが、

いわゆる

「花街のお宿常連さん用」

というものです。

 

花街の常連での入手ルートは

普段京都に旅行となると

必ず行きつけの

祇園の宿を利用する

ぐらいの方でないと

入手は難しいと思われます。

 

最後の4つ目は当日券

運がよければ手に入るのでは・・・

ないでしょうか?

 

正直に言ってしまいますと、

当日に買えるなんていうことは

まず無理と思っておいたほうがいいと思います。

 

できれば、計画的に

チケットの入手は行ってください。

 




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