アレルギー性皮膚炎の最終兵器?デュピクセントとは?

花粉やPM2.5が飛ぶ時期、肌が弱いといろいろ大変です。

ですが、3年ぐらい前からだったと思いますが、

デュピクセントと呼ばれる新薬が出だしました。

今回はこのデュピクセントと呼ばれる注射薬剤の解説を行いたいと思います。

 


デュピクセントとは?

デュピクセントのカテゴリは遺伝子組換え製剤となっております。

また処方としては自己投薬と通院による投薬が選べます。

個人的には土曜日にも診察を行っている診療所での投与にしておくと

薬のうち漏らしや注射の失敗が防げるのでお勧めです。

自己投薬の場合はペンタイプ(上)とシリンジタイプ(下)の2種類から選べます。

が、安定して打てるペンタイプがあるので

わざわざシリンジタイプを選ぶ必要はないかと思われます。

(多分お医者様もシリンジタイプは進めないと思われます。)

 

デュピクセントの効能

こちらの治療薬、ステロイドの点滴を行うよりも治療時の負担が少なく、

症状が比較的軽傷の場合は症状改善が比較的早かったりします。

症状の緩和としては喘息アレルギー性皮膚炎花粉症(若干)

鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎、以上の主にアレルギーによって引き起こされる

4つの症状となっております。

そして、副作用も軽微なため日常生活に支障が出るケースはほぼありません。

 

とはいえ、やっぱり副作用は気になりますよね?

では次にどのような副作用が出るのか解説します!

 

気になる副作用は?

副作用としての症状はいくつかあります。

まず代表的なものから・・・ふらつき感、息苦しさ、心拍数の上昇、めまい、

嘔気、嘔吐、皮膚のかゆみや赤み、関節痛、発熱 などがあります。

 

初回は1度に2本接種することになっているため、

特に副作用が現れる場合があります。

ですので初診の場合は、30分から1時間ぐらいは体の様子を見てから

帰られるとよろしいかと思われます。

 

次に何度か治療が進んでいる場合、ごくまれにですが

頭痛が副作用として現れる場合があります。

頭痛が出始めましたら、処方の期間を延ばすと改善が見られます。

また、アマージと呼ばれる偏頭痛の薬がありますので

そちらを試されてもよろしいかもしれません。

(副作用を織り込み済みとして

デュピクセントと一緒に出してもらった方がいいかも?)

 

以上がデュピクセントによる副作用となります。

では、この治療ですが1本あたりのコストはどれぐらいでしょうか?

 

デュピクセントの値段は?

治療薬1本あたり三割負担で4万円ほどとなっております。

ですので基本的には高額医療請求ありきの治療となっています。

ご利用になっている保険組合の窓口で高額医療請求を行わないと

治療を受けることは難しいと思われます。




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最後に

実際に治療を受けて症状が緩和された方が

動画を上げていらっしゃいましたので紹介いたします。

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