危険度の高いアレルギー、喘息の一種があるの知ってます?
食べ物のアレルギーが有名ですが、
最近新たなアレルギー反応が確認されているようです。
どんな物質に反応するのか?
アスピリン、インドメタシン、イブプロフェンなど
解熱鎮痛剤系の薬剤で、
これらの成分は市販の医薬品に
含まれていることが多い成分です。
特定の何かであれば解熱鎮痛薬
もしくはNSAIDs
(フルネーム:
Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drugs)
いろいろ名前はありますが、
取り合えずそれらの医薬品に対する
アレルギーで済みますが、
そうでない場合だと世界的には、
数十年前からアスピリン不耐症
(aspirin‐intolerance)という名前が
ついているのだそうですが、
日本では反応する成分からアスピリン喘息、
または、NSAIDs(エヌセイド)過敏症
という名前だそうで、
喘息患者の10%が発症する可能性がある
といった統計が出ているそうです。
喘息の症状は本来というか今まででは、
ハウスダストや動物の短い毛などを吸うと
発症するものでありましたが、
アレルギーの多様化などからかアスピリンのような
医薬品からも発症するようになってしまったようです。
元来アレルギーやアトピーを持っている方は
日頃から気をつけているとは思います。
しかし、アスピリン喘息など原因が主に医薬品であるため
原因物質に気をつければいいというものではなく、
いくら気をつけても回避のしようがないというのが実情です。
では実際どのような症状に気をつければいいのでしょう?
主な症状とは?
例えば吸引した場合は急激な呼吸困難となります。
非常に強い喘息症状が引き起こされるための症状で、
場合によってはわずか5分ほどで
致命傷になりえることもありえます!
ほかにも肌に付着した場合は赤くなり、
ヒリヒリとした痛みを伴います。
これはシップなどの外部医薬品の
利用によって引き起こされる症状だそうで、
慢性蕁麻疹の20~30%の患者が
発症するとされています。
また、歯磨き粉を使った場合
磨き粉に含まれていミントによって引き起こされる
嘔吐感により、吐き出す症状もあるようです。
疾患の見分け方
先ほどの発症例から、シップを貼って
かゆみが出たり、赤く腫れたりといった症状と
歯磨き粉を口に含んだ際の異常
そして、呼吸時の状態から見分けるしかない
とされています。
特に怖いのが元々喘息を持っていない人が
こちらを発症した場合です。
自覚症状が全くないため、
喘息症状による急性窒息死
などという結末を迎える可能性が高いためです。
アスピリン喘息疾患者の特徴としては
症状のきつい鼻づまりが例として挙げられるほど
疾患者が多い、ということです。
注意してみてみてはいかがでしょう?