九州地方の香辛料、ゆずコショウの特徴と作り方

このゆずコショウ、九州ではポピュラーな香辛料ですが、

なんと名前はゆずコショウなのに、

なんとコショウが入っていません!

 

レシピを見ても、材料が青ゆずと青唐辛子、そして塩

この3種類でやっぱりコショウ、入ってません!

 

ではなぜコショウというのか?

気になりますよね!


ゆずコショウの名前の由来

こちらのゆずコショウの由来は、

古来、日本国内においては青唐辛子のことでした。

 

そういう経緯もあって九州の一部では

コショウといえば青唐辛子をさす方言が残っています。

 

どちらかというとこの場合は方言というよりも古語でしょうか?

 

ちなみにコショウは洋胡椒だそうです

洋と付いただけでちょっとおしゃれな感じですね!

 

つぎにレシピとなりますが、その前に用途の紹介を・・・

 

ゆずコショウの主な用いられ方

まずゆずコショウは香辛料でり薬味でもあります。

 

特に地元では鍋物や味噌汁に隠し味として使われ、

隠さない場合は刺身のわさび代わりにしていたようです。

 

ゆずと青唐辛子の香辛料がさわやかな香りと

青唐辛子のピリリとした辛さがアクセントになるそうです。

 

では最後になっちゃいましたが、調理法の例をご紹介!

 

おいしいゆずコショウの作り方

まず初めに注意点ですが、ゆずの皮まで利用します。

それでは手順1から順番に書いていきます!

 

1.青いゆず(熟してないもの)の皮をむきます。

このとき表面のみはぎます。

おろし金でかるーく下ろすと楽に出来ます。

このとき一緒に皮の重さを計ります。

 

2.青唐辛子を下ごしらえします。

使う青唐辛子の分量はさっきの皮の重さの2倍ほどです。

作業としては種を取り出し、軽くみじん切りにしちゃいます。

ちなみに青唐辛子以外にも赤い唐辛子でも大丈夫です。

赤い唐辛子を用いる場合は黄色いゆずを使います。

 

3.すり鉢を用意し、ゆずの皮と唐辛子を混ぜて軽くすりつぶします。

ペースト状になればOKです。

このとき一緒に少量の塩を混ぜ、酸化を防止しておきます。

 

4.最後に塩を加えて味を調えていきます。

この際には好みで分かれますが、

ゆずを絞り果汁を加える場合もあります。

 

5.出来上がったものを瓶につめて終了です!

防腐剤など化学調味料が使われていないため、

1週間の食べきりとなるためたくさん作り過ぎない様

気をつけてくださいね!

 




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