がん遺伝子、癌細胞 その恐るべき特徴とは?
つい先週までは寒い日が続いていましたが、
最近は急に暖かくなり桜の花が咲き乱れています。
最近道端で世間話を聞くと
「実はガンで・・・」というような話を耳にします。
そしてガンを治療するのは大変ですが
ガンの生態はどういった形なのかと思ったのですが
下手な病原菌よりも危険なことがわかりました。
というのもどういうことかといいますと・・・
がん遺伝子、癌細胞 その恐るべき特徴とは?
ガンは遺伝するということがよく話しにあがりますが
それ以外の特性や特徴として
どのようなものがあるのか羅列していきますね!
ガン細胞の特性
1.本来であればヘイフリック限界を迎えると
体細胞は死滅するはずが、
がん細胞は体細胞の分裂限界である
ヘイフリック限界の限定解除している。
2.本来、増殖を止めるブレーキの役割をする
タンパク質を糧にしているため、
栄養であるタンパク質さえあれば
無限に無制限に増殖する。
3.1951年に採取したガン細胞は
増殖量が限界突破しているため現在も増殖中。
4.テロメアというDNA複製システムに欠かせない構造体があり、
この構造体を修復する酵素
テロメラーゼを無断で悪用してがん細胞を増殖延命している。
5.薬物耐性などの学習機能を持っている。
この学習能力があるため
例えば、抗がん剤でやっつけても細胞の一つでも残れば、
耐性するよう増殖プログラムの書き換えが可能で
投薬治療が困難とされています。
6.増殖プログラムは体内でガン細胞同士で
情報交換されている。
そのため情報交換で新たな違う細胞を作り、
常に進化し続ける細胞となっている。
7.血管に寄生して体の好きなところに移住できる。
血管などの体組織を最大限に利用し、
酸素と栄養をもらって大きく成長する。
8.宿主の酸素や栄養を無断で無制限に使うので、
生体エネルギー、体力の消耗が激しい。
9.臓器の正常組織を書き換えて機能不全にするので
異常な内分泌によって宿主の生体機能を奪う。
10.このようなことから発症したら高確率で死亡。
上記の理由から何年経っても未だに攻略できない
人類史上最大の敵とされています。
このように見るだけでもとんでもない状態ですが、
アメリカのコミック、マーヴルに登場する
デッドプールというキャラは
全身の細胞がガン化しているため不死身になった
という背景を持っていますが納得できるもの・・・
なのかもしれませんね。