アトピーとアレルギーの違いは? 有効な治療法は?
ここ数十年でかなり
患者数が増えている
アトピーとアレルギー
特によく話しで聞くのは
牛乳やそば、小麦
といった食べ物ですが・・・
アレルギーは甘え、ぜいたく病、
そんな生易しいものではありません。
アトピーとアレルギー疾患ですが、
実はそれぞれ別のもの
病として大きな違いがあるのですが、
ご存知でしょうか??
何かあればアトピーみたいで・・・とか
どうにもアレルギーみたいで・・・
なんて話をよく聞くことが多いけれども
よくよく話を聞いてみると、
それアトピーじゃないから!
アレルギーだから!
もしくは、それアレルギーじゃないから!
アトピーだから!
ということがよくあります ^ ^;
これは日本国内においては、
皮膚病をまとめてアトピーとする
ということが多いためです。
それではアトピーとアレルギー、
それぞれの病状を見てみましょう!
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アトピーの特徴
まず、アトピーとは?
アレルギー反応の中でも
皮膚にでる湿疹など
炎症を伴うものとしている
とされている事とされています。
日本皮膚科学会の基準によると・・・
1.かゆみ
肌のかゆみですね!
一般的なかゆみとなります。
2.特徴的な皮疹とその分布
額、眼の周り、口の周り・唇、
耳の周囲、首、四肢関節部
こちらの10箇所が目安とされています
3.慢性・反復性の経過
大体6ヶ月以上を慢性としているようです。
ただし乳児に限っては2ヶ月とするようです。
こちらの3つに該当することとされています。
それとは別にして免疫力が低い、胃腸が弱い、
最後に皮膚が薄いなどといったものもあります。
また、アトピーの名前の由来としては
「遺伝的要素を持った人に現れる
即時的アレルギーに基づく病気」
に対してギリシャ語のアトポスという単語が持つ、
「場所が不特定」
という意味からつけられた・・・そうです。
主な発症の要因としては不明とされてきましたが、
医療の発達でいくつか解明が進んできています。
アトピーになる理由、原因とは?
1つ目としては遺伝とされています。
家族にアトピーの人がいるとなりやすい
とされています。
2つ目として、動物の肉の摂取
最近ということではありませんが、
食肉用の牛を飼育するときに使う飼料には
微量ながら本来は
人間が摂取することのない物
そういった成分が
含まれているものが存在しています!
アトピーの特徴でも紹介しましたが、
胃腸が弱いという特徴が出るため
健康であれば食べても
すぐに排出されるのですが、
アトピーの患者の場合は
なかなか排出されることがなく
抗生物質や成長ホルモン、ステロイドなど
本来摂取してはいけない成分を
摂取してしまうこととなってしまいます。
そうなるとどういうことが起こるか・・・
人間が摂取することのないものを
微量ずつ摂取することになり、
ただでさえ弱い体質です
体調悪化は目に見えていますよね?
ちなみに我が家では
医者に止められていたにもかかわらず
毎食牛肉を強制的に摂取させられた結果、
現在免疫抑制剤を処方されています。。。
最後に3つ目ですが、これは親の食生活となります
特に親が動物性たんぱく質ばかりを摂取する
といったような食生活を慢性的に続けていると
子供がアトピー体質になるリスクが高まります。
また、アトピー以外にも
アレルギー体質もついてきます。
例えば三人兄弟の家庭で
長男と三男の場合は妊娠前から出産直前の間
肉、肉、肉、肉にまみれた食生活を送っていました。
しかし次男の時だけ長男出産後、
野菜中心の食事で無事次男を出産
アトピーやアレルギー体質にならず
超優良健康時として生まれたと言います!
それでは次にアレルギーの特徴を紹介しますね!
アレルギーの特徴
最初の名前の由来で書きましたが、
アトピーはギリシャ語にある
「場所が不特定」という意味を持つ「アトポス」
という単語から名付けられ、
「アトピー」となりました。
アレルギーの由来としては
「遺伝的要素を持った人に現れる
即時的アレルギーに基づく病気」
こちらが元となって名付けられており、
原因不明とされるアトピー
即時的アレルギーに基づく
病気とされるアレルギー、
真逆の意味を持っていることが
分かると思います。
ですのでアレルギー体質の特徴としては、
発症物質がはっきりしている
ということがひとつ
大きく取り上げることが出来ます。
次に、アレルギーによる被害は
目、鼻、のど、皮膚とアトピーは
発生箇所が違い、
体全身、多岐に渡り症状が現れます。
また、 アトピー性皮膚炎には
様々な病原微生物感染症が
合併しやすいことが特徴として挙げられます。
健常者でも感染することがあるものでも、
健常者と比べると皮膚炎患者の感染率が高く、
重症化するなど悪化しやすいため
注意が必要です。
ここで紛らわしいのが
皮膚へ症状が現れた場合で、
特にアトピーとされる場所で発症すると
にわかに判断がつきにくい
というような特徴を持っています。
アレルギー特有の危険性
アレルギー反応として1番有名なのは
蜂に刺されることによる
アナフィラキシーショック
こちらによる死亡ではないでしょうか?
これは体内のアレルギー物質による過剰反応により、
体がショックを引き起こし
自身の自滅にいたります。
もし軽度のアレルギーであれば皮膚が痒いなど
蚊に刺されたときのような反応が起こります。
なぜかというと、
蚊に刺されてちょっと赤く腫れるのは
アレルギー反応によるものだからです。
ほかにも食物アレルギーなどの場合だと
軽い症状であれば下痢や嘔吐で済みますが、
重度のものだと蜂に刺されるのと同様に
死に至らしめられます。
食事療法というものもありますが、
医師免許を持っていないものが行うと
殺人もしくは未遂になるため、
無理やり食べさせてはいけません!
アトピーへの治療アプローチ
調理アブラを変える
リノール酸と呼ばれる成分が多量に含まれた
アトピー患者には危険な
食用アブラが蔓延しています。
リノール酸は不飽和脂肪酸の一種で、
必須脂肪酸とされていますが
体内でアラキドン酸が生成されて、
アラキドン酸から炎症・アレルギー反応と関連した
強い生理活性物質が生成される
研究結果が出ています。
この研究ではオリーブ油とキャノーラ油には
アトピーに改善効果があるということです。
入浴の仕方に気をつける
お風呂に入ったあと、そのままにしていませんか?
湯船から出た後シャワーで体を流してから出ると、
湯船で付着した老廃物などが洗い流されるため
より清潔な状態が保てます。
寝具に工夫する
寝るときにも工夫をすると快適に寝れるようになります
例えばまくらカバーが硬いといった場合、
やわらかいタオルを敷くと頭皮への刺激が緩和され、
気持ちよく寝ることが出来ます。
また、タオルを敷くことにより、汗をかいても
つぶさに吸い取られ、蒸れ防止にも繋がるので
大変おすすめです!
体を保護する
脚や腕への症状であれば、
リント布というものがお勧めです
この布には片面が布で
強固に縫われており固いのですが、
もう片面はガーゼで出来ており、
肌触りがよくやわらかい
といった特徴があります。
ガーゼ面を肌に接するように巻くのですが、
このときに塗薬を塗って巻くと
薬を塗っているだけの状態よりも
治りが2倍から3倍違います。
アトピーやアレルギー、
特に皮膚炎や気管支炎などは治る病ですが、
治るとともに頑固な病です
辛いかもしれませんが
気長に見ていくしかありません!
がんばって治していきましょう!