コーヒーと紅茶のついてくる受け皿、なぜついている?
コーヒーカップやティーカップを見ると
かわいらしいものから渋いデザインのものまで
必ずお皿、ソーサーがついてきますよね?
このお皿、なぜついているのでしょう?
不思議ですよね?
なぜ受け皿がついている?
実はあのお皿はコーヒーや紅茶が
こぼれたときに受けるためのもの
というわけではなく、
熱いコーヒーや紅茶を
冷ますためのものだったのです!
当時の絵画でもこのように
使っているところが表現されています。
衝撃の事実ですね!?
古くはイギリスが覇権主義であったとき、
コーヒーや紅茶の受け皿はもっと底が深く
製造技術的にカップにも持ち手がなかったので
そういう用途として作られ使われていました。
ですが、今は技術も発達し
カップにも持ち手がついているために
そのような飲み方はインドの一部などで
受け継がれているに過ぎず
受け皿は飾りとしてのものであり、
いわゆる用無し!
ということになります。
その後は技術の革新により、
鋳造技術が格段によくなったため、
コーヒーカップは現在のような
背が高いものへと
そして、抽出温度が高い紅茶は
カップの高さを控えめにし、
口の大きなものへと変化し
徐々に区別化が進みました。
ちなみに内容量は紅茶のほうが多く、
コーヒーは濃いため控えめとなっている
とのことです。