日本三大祭 天神祭の紹介 天神祭と藤原道真公とは!
以前の記事で菅原道真公と
天神様の関係を書かせていただき、
菅原道真公が天神様と
呼ばれるようになった経緯を紹介しました。
菅原道真公と天神祭の関係と祭の内容を
紹介させていただきます!
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天神祭とは!?
天神祭は全国の天満宮、
天神社とも呼ばれる神宮で催されるお祭ごとです!
また、天神祭は京都の祇園祭、東京の神田祭とともに
日本三大祭としても並び称されていることでも有名です。
ちなみに天神祭が行われるのは7月25日ですが、
これには理由があるのですが何でだと思われます?
そうです、この日は菅原道真公の命日ということです。
特に菅原道真公は三大悪霊とされ、
当時は最凶の悪霊として猛威を振るい
菅原道真公の命日にお祭ごとを行うことで
菅原道真公の御霊を鎮めることが出来るのではないかと
命日に合わせた日付だそうです!
地域によっては一年のうち1月に催される初天神祭など、
ある特定の月に盛大に行われることもあり、
いずれにしても盛大に祭が行われているようです。
また、日本各所の神社で行われる天神祭の中では
大阪にある天満宮を中心に大阪市の天神祭が有名みたいですね!
天神祭の日程
祭の期間は6月の下旬から7月25日までに諸行事が行われ、
6月下旬に装束賜式と船割り、そして浴衣の販売が行われます。
7月は7日に天満宮天神七夕祭、こちらは天神祭前儀と呼ばれています。
11日には船渡御事始式が、15日は葦奉納式
18日前後に台搦み、そして21日前後に本社で神輿が出されます!
21日の神輿のお披露目を皮切りとして
22日には伏見三十石船献酒祭が行われ
23日に宵々宮(俗称)、御羽車巡幸、庖丁式、
24日に宵宮、鉾流神事、催太鼓宮入、獅子舞宮入
25日に本宮(動画)、夏大祭神事、神霊移御祭、陸渡御、船渡御、還御祭
このような日程となっています!
7月25日は本宮が夜に行われ淀川、現在の大川では
船渡御が行われるため船がたくさん行き交うため
見ごたえ抜群のお祭です!
天神祭の歴史
天神祭が始まったのが951年、
大阪に天満宮が鎮座、設営されて2年後
6月1日から始まったとして伝わっています
現在のように日本三大祭とされるようになったのは
江戸時代以降であり、当時の祭事は
大川(淀川)から神鉾を流し、
流した神鉾が流れ着いた場所を祭場として
祭場の設営を行い、禊払いの儀が行われていた
ということだそうです!
このエピソードが鉾流神事の元となり、
その祭場に船で奉迎したことが
船渡御の起源として伝えられているようです。
ただし、寛永末期に祭場(御旅所)を雑喉場(ざこば)に定めたため
鉾流神事が取りやめられことになりました。
その後さらに陸渡御の起源となる地車が登場!
多くの地車が争って宮入しようとするため、
宮入する順番を決めさせたようです!
年号の末期になると何かが起こるのか
寛文末期に御旅所が移転、戎島に変更されました。
また、元禄時代になると御迎人形と呼ばれる2メートルほどの人形を
船の穂先に高く飾り付けるようになり、
この頃より日本三大祭りとして呼ばれるようになりました。
天神祭に参加するには!?
天神祭では見るだけではなく、祭に参加することが可能です!
方法はいくつかありますが、
1番手っ取り早いのは市民奉拝船の公募に応募するか、
もしくは帝国ホテルの奉拝船のチケットを購入して
船渡御に参加する方法があるみたいですね!!
2つ目はもっと手堅い手法で
講とよばれる運営団体に所属することでの参加となり、
講というのは天神祭の運営を古くから補助してきた団体です。
また、最近では講の人数が減っているということから、
地元で活動している清掃のボランティア団体
といった団体からも参加者が増えているということです!