2015年NHK大河ドラマ花燃ゆ!徹底解説!

現在放送中の大河ドラマ「軍師官兵衛」の後、

2015年1月からの放送が決定されました「花燃ゆ」!

 

最近話題の井上真央さん演じる

四女の杉 文を中心とした物語となります。

 

気になるあらすじや設定を紹介していきますね!


あらすじと時代背景!

11歳にして藩主の前で講義をするなど、

長州藩内でも将来を嘱望された天才だった吉田松陰!

 

維新のさきがけとしてドラマが始まったのが1854年、

国禁を犯して下田に停泊中だった黒船に乗り込んで

密航を試みるも、失敗して自首。

 

故郷の萩で獄中生活を送る。

 

その後自宅で蟄居の身となるが、

近所の子たちを集めて開いた塾が評判となり、

高杉晋作や久坂玄瑞など

多くの才能ある若者たちが集まってともに勉強をするようになった。

 

しかし、塾生たちと日夜議論を交わしていくうちに、

次第に過激な思想に傾いていった松陰は、

尊王攘夷を実現するために

江戸幕府の老中暗殺まで計画するようになる。

 

計画を知った藩によって再び投獄された松陰は、

1859年に江戸に送られ、安政の大獄によって処刑される。

 

享年30歳の出来事である。

 

それからさらに物語りは進み・・・

時は幕末、吉田松陰の元に集い

松陰の志を継いだ松下村塾の塾生

高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、前原一誠らによって

明治維新は成し遂げられ、新しい日本が作られた・・・。

 

しかし禁門の変で会津・薩摩の連合軍に敗れ、

文の夫である久坂は自刃

 

夫を失った文は、毛利元徳の子

元昭の守役として、毛利家に仕えることになる。

 

その後は明治維新を迎え、激動の時代を生き抜いた末

文は亡き姉の夫であった群馬県令

楫取素彦に嫁ぐことを決める。

 

群馬の産業・教育の近代化に寄与した楫取は

男爵となり、文は華族の妻として新しい人生を切り開いていく・・・。

 

作品構成

多くの志士に影響を与えることとなった

吉田松陰を育てた下級武士の杉家

ここが大河ドラマのスタート地点となります。

 

その後、吉田松陰率いる松下村塾を世話することによる

歴史的な人間関係を今作では第三者として裏方に徹する

主人公、文の視点から垣間見ることとなります。

 

そのため今までの物語の中心に立って幕末を駆け巡る

維新志士たちの物語とは一味違う、激流に身を任せる以前の

人間味のある舞台裏を楽しむことが出来るかと思います!


花燃ゆの舞台紹介!!

 花燃ゆでは山口県と群馬県が主な撮影現場となります。

 

これは主人公である文の生活の場が山口県の萩市から始まり、

防府市、そして群馬県の前橋市へと舞台が移り行くためです!

 

そんな舞台となる山口県萩市と防府市、

群馬県の前橋市を紹介しちゃいます!

 

長州藩・萩(現・山口県萩市)

長州藩は現在の山口県のことで

北部には舞台となった萩市があります。

 

萩市の特徴

北側は日本海、残る三方は山と川、橋本川と松本川に囲まれ

守りに強い天然の地形であったため

本拠地として運用されたことで有名な都市であり、

城下町として、また観光地として発展してきました。

 

ただし、現在ではその堅牢さから

発展が遅れ気味となっており、

年々観光客が減りつつあるということです。

 

ちなみに司馬遼太郎の作品である

世に棲む日日や花神の舞台としても有名です。

 

また、京都河原町御池に長州藩邸跡地があり、

屋敷址には碑文が建てられてます。

 

長州藩・防府(現・山口県防府市)

現在の防府市は佐波郡の南半分、

吉敷郡の一部を再編した

北は中央部から南は瀬戸内側に面し、

北西から瀬戸内海に向かって佐波川が流れる

山口県の中央部に位置する都市です。

 

また、防府の名前は明治35年より地名として制定されており

近年の統廃合により誕生したわけではないということです。

 

観光スポットの紹介

防府市は歴史や旧跡が多数存在し、

国宝なども多数を所蔵しているため西の奈良とも称されています。

 

主な観光名所としては神社・仏閣、

旧跡や毛利家ゆかりの博物館があります。

 

主だった神社仏閣

防府天満宮・・・天神様で有名な菅原道真公を祭った天満宮ですが

防府天満宮は日本で最初に創建された天神様を名乗っているそうで

菅原道真公がなくなった翌年に創建されたためだそうです。

 

話との関係性はともかく防府天満宮は

京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮と並んで

日本三大天神の1つとされています!!

 

周防国分寺・・・741年に聖武天皇の詔(みことのり)により

建造された国分寺のうちの1つです。

 

また、高野山真言宗の別格本山で山号は浄瑠璃山とされています。

 

玉祖(たまのおや)神社・・・防府市にある同名3社と

大阪府八尾市にある玉祖神社の総本社です。

 

天岩戸伝説で登場する勾玉を作った神様、

玉祖命を祭っているとされています。

 

玉祖命は勾玉との関連からか宝石類やめがね、

時計関係者たちから信仰されています。

 

そのほかにもアジサイが見事な阿弥陀寺や春日神社があります。

 

阿弥陀寺では毎月の第1日曜日に石風呂が焚かれ、

入浴代を支払うことで利用することが可能となっています!

 

ですので観光はぜひとも第1日曜日がお勧めですよ!

 

防府市の旧跡

宮市兄部家本陣跡と三田尻御茶屋跡、御舟倉跡があります。

 

宮市兄部家は鎌倉時代から周防国合物商の長職でした。

 

1642年に宮市本陣に定められ、

西国の大名や幕府の上級役人が宿泊するようになりました。

 

現在は宿泊することは出来ません!

 

三田尻御茶屋は、萩藩の瀬戸内海沿岸の要衝地である

三田尻に設置された萩藩の公館です。

 

また、藩主の参勤交代や迎賓館として使用され、

萩城下と三田尻間を結ぶ萩往還の終点として

重要な役割を果たした建物です。

 

三田尻御茶屋跡は現在、

三田尻御茶屋「英雲荘」として管理されており、

9時30分から16時30分まで大人300円、

小学生中学生150円の見学料金を支払うことで

見学が可能となっています。

 

三田尻御舟倉跡は毛利水軍の本拠地であった所で、

藩主の参勤交代や平時の交通、不慮の水戦に備えるための施設でした。

 

現在は水路や通堀の一部を残すのみとなっているそうですが、

警固町や局ノ内等の地名に往時をしのぶことができるそうです。


主な産業

都市の産業は毛利重就(しげなり、もしくはしげたか)により

作られたとされる製塩業で栄えていました。

 

東の赤穂、西の三田尻と称されるほど有名だったそうが

昭和になって後、製塩業は廃れてしまいました。

 

現在は製塩業の跡地に大企業による大規模工場の進出先として

土地利用が相次ぎ、特に輸送関連業の工場が多いため

人の出入りが安定しており活気を取り戻しているようです。

 

群馬県・前橋市

赤城山南麓、関東平野の北西の端にある市で土地柄水質がいいため

市の中心部で供給されている水道には地下水が使われていま

 

また、前橋市の特徴としては、

電車を利用すると前橋駅が幹線から外れており、

隣接市である高崎市の高崎駅が

幹線線路との中継点となっている模様。

 

経済的には先日、世界遺産に登録された

富岡製糸場と同じ県であることから

前橋市も同じく製糸場が栄えており、

産業として栄えていたようでしたが

戦後は工場の誘致を積極的に行い

2001年4月1日に特例市として指定され

2009年には群馬県内で中核の市へとなりました。

 

そして、前橋市の大きな特徴としては

気温が比較的高い上に晴天の日が多く、

雪を降らせる雲が県境の山岳部で雪を降らせ終わるため

前橋市には乾燥した風のみが到達することになります。

 

また、前橋市は群馬ナンバーとは別に

前橋のナンバーが公布されており、

群馬ナンバーにはならないようです。

 

観光地としては、植物園が多く、

特に公園も植物が見所となっているものが多いようです。

 

名所や旧跡も多く、群馬県庁が名所となっているのが特徴的です。

 

キャスト紹介

杉 文(美和)役 井上真央

小田村 伊之助 (楫取 素彦)役 大沢 たかお

吉田 松陰 (寅次郎)役 伊勢谷 友介

久坂 玄瑞役 東出 昌大

杉 百合之助役 長塚 京三

杉 滝役 壇 ふみ

玉木 文之進役 奥田 瑛二

杉 梅太郎 (民治)役 原田 泰造

杉 寿役 優香

毛利 敬親役 北大路 欣也

周布 政之助役 石丸 幹二

高杉 晋作役 高良 健吾

吉田 稔麿役 瀬戸 康史

伊藤 博文劇団ひとり(!?)

入江 九一役 要 潤

野村 靖役 大野 拓朗

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