和スイーツおはぎの季節で変わる名前と由来とは?

和菓子には季節によって名前が変わる、

なんていう少し風変わりな、

ともすれば風流なお菓子が存在します。

・・・なんだと思います?

 

それはお彼岸の時期になれば必ず現れるあいつ、

そう、おはぎです!

 

甘い餡子に食感のいいお餅がくるまれているにくい奴・・・

いまどき大好き!という若い方はだいぶ減っているかと思いますが

いわゆるちょっと渋めのいぶし銀ってやつですね。

 

あずきの赤色には、災難が身に降りかからないようにする

おまじないの効果があると信じられていて

古くから邪気を払う食物としての信仰

先祖の供養と結びついたそうです。

 

そしてこのおはぎ、秋のお彼岸のときの呼ばれ方となりまして、

春のお彼岸だと牡丹餅(ぼたもち)に早変わりしちゃいます!

 

名前の由来は後ほど紹介しますが、

季節によって呼び方が変わるなんてちょっとおしゃれで風流ですよね?

 

そしてちょっとしたネタとして暖めておくと、そろそろ秋のお彼岸です

合コンとかだと実は・・・みたいな振りで一目置かれちゃいますよ!?


おはぎ、牡丹餅の作り方!

材料

お餅

もち米・・・4合

水・・・・・・650ミリリットル

 

餡子

小豆・・・300グラム

砂糖・・・小豆の分量の55~60%ほど

塩・・・・・砂糖の0.5%ほど

 

作り方・手順

手順1.もち米を洗米し一晩水に浸して、翌日水気を切ります。

手順2.じっくり炊き上げてしっかり蒸らしていきます!

もち米なので白米とは勝手が違うため、気をつけてくださいね?

手順3.十分蒸らし終わった後、もち米をボールに移しましょう。

手順4.ボールに移し終わったらすりこぎで半づきにして粘りを出します。

手順5.次に水で手を湿らせます。

手順6.手順4で用意したボールのもち米を好みの大きさに丸めていきます。

手順7.ボールが空になったら今度は餡子を用意します。

手順8.ゆでた小豆をつぶし、砂糖と塩を混ぜていきます。

手順9.砂糖と塩が均等に混ざれば5ミリ大の厚さで手に餡を広げます。

手順10.広げた餡で手順6で作ったお持ちを包んでいきます。

以上、10個の手順で完成です!

 

和スイーツおはぎの季節で変わる名前と由来とは?

まず「おはぎ」を漢字に直すと「お萩」となります。

 

その昔は秋のお彼岸は小まめの収穫期のため

取れたてで柔らかい小豆をつぶしたつぶ餡

春のお彼岸は厳しい寒さの冬を乗り越えるために皮が硬くなった

小豆をこして使うためこし餡といった形で調理します。

 

当時はこし餡とつぶ餡を使った違いはあったのですが、

ここ近年で科学力が発展し品種改良や保存技術の向上

などといったことから春や秋といった季節に関係なく

つぶ餡やこし餡が作れるようになったため

季節ごとの理由は失われつつあります。

 

それではお待ちかね、牡丹餅、おはぎの

名前の由来について話をはじめていきたいと思います。

 

名前の由来

おはぎは、お餅と違い餅つきをしないということからつき知らずとされています。

 

そして牡丹餅の牡丹は春の花であることからこの名前、

牡丹餅がつけられることとなりました。

 

次に夏の時には先ほどのつき知らずから着き知らず・・・

港に船がいつ到着したのかが分からないという意味合いから夜船

 

秋はおはぎとされ小豆の粒が萩の花が咲き乱れている様子に見え

萩の餅と呼ばれだしたのが始まりで、いつしかそれもなくなり

おはぎの名称で定着しました。

 

冬は夏と同じくつき知らずから月知らずと掛けられ

月を知らない=月が見えないということにちなんで北窓とされました。

 

甘さ控えめのおはぎがすきなのですが、

さらに詳しくなることでもっとおいしく食べることが出来ると思います!




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